生きづらさをやさしさに変える くにい かつひろ

繊細すぎて苦しかったその生きづらさこそが、人を癒す力になったと感じてます。 くにいかつひろ

過去ブログ21  娘の不登校理由

娘の不登校理由 長女は小学校1年の2学期から不登校になり、3学期に私立の学校へ転校しました。 いまや不登校の頃のことを思い出せないくらい元気になり、楽しそうに学校に通っていますが、当時はほんとうに辛そうでした。 その頃に、心配していた妻の母宛に…

過去ブログ20  不登校児の親へ

僕は不登校児であり、不登校児の親でもあります。 娘は小学校1年の2学期から学校に行かなくなりました。 自分が学校に行かなかったくせに、娘が行かなくなることがこれほど苦しいものだとは思っていなかったです。 なにが辛いかというと、娘が苦しそうだから…

過去ブログ19  不登校、ひきこもりの人たちを最も苦しめるのは誰か

不登校やひきこもりの人を最も苦しめているのは誰でしょうか。 大人でしょうか、先生でしょうか、上司でしょうか、会社でしょうか、国でしょうか、社会でしょうか、親でしょうか。 僕が一番だと思っているのは、「自分」です。 自分が一番自分のことを苦しめ…

過去ブログ18 貢献感

昨日、食事中に面白いエピソードがあったので、紹介します。下の娘がかなりやさぐれた状態になり、ひどく荒れ模様でした。かなりイライラしており、今にも何かを破壊しかねないような攻撃性を見せていました。ごはんを海苔につけ、巻いて醤油につけて、とい…

過去ブログ17 リトマス試験紙、3つ目

今日が最後のリトマス試験紙の話です。それは、「存在(being)」と「行為(doing)」のチェックです。子どものことを叱る時、例えば、友達のことを叩いてしまった時に、「叩いてはダメだよ!」という言葉かけは「行為(doing)」に対しておこなっています。…

過去ブログ16 不登校や引きこもりから幸せに向かうための道しるべキット、リトマス試験紙②

リトマス試験紙の二つ目は、「自分の課題」なのか「他者の課題」なのか、というチェックです。例えば、子どもが宿題をしない、という課題。この状況の最終的責任を誰が負わなくてはいけないのか、あるいは、最終的な結末を引き受けるのは誰なのか、それを考…

過去ブログ15  幸せに向かうための検査キット 二つのリトマス試験紙

幸せに向かうための検査キット 二つのリトマス試験紙 今日は、僕が考える二つのリトマス試験紙について書きます。リトマス試験紙は、酸性とアルカリ性を識別できるものですが、僕が考えるリトマス試験紙は幸せの方向なのか、不幸せの方向なのか、ということ…

過去ブログ14  挫折

挫折 今日は挫折について、書きます。挫折に関して思うことは、「ちゃんと挫折できているか」ということです。「真の挫折」と「中途半端な挫折」があると思います。というのも、全身全霊をかけてやって、それでもできなかった、という時にしか、真の挫折はで…

過去ブログ13  不登校、ひきこもりという状況を受け容れるには

不登校、ひきこもりという状況を受け容れるには。 今日は、おとといに書くと宣言していたことを書きます。どうすれば、不登校やひきこもりという状況を受け容れることができるか、ということです。それは・・・・うーん。。。。わかんない(笑)いや、すみませ…

過去ブログ12  なぜ不登校したほうがいいか

なぜ不登校したほうがいいか 昨日の続きで、なぜ不登校をしたほうが良いと思うのか、ということについて書きます。ひとつは、ドロップアウトをしておくと、人にやさしくなれる、ということです。僕は、北星余市高等学校という、高校に行きました。ヤンキー先…

過去ブログ11  不登校のゴールとは

不登校、ひきこもりという生活を送ることになった後の、目的地。目指す場所。 不登校、ひきこもりという状況になった後、どういう状態を目指せば良いのか。どういう形が目的地なのか。そのことについて僕が考えていることを今日は書こうと思います。「セック…

過去ブログ10  5、ワクワクすること

5、ワクワクすること 不登校の方、引きこもりの方、その家族にとってきっと指針になるであろうこと、並びに國井家家訓の5つの柱の最後5つ目は、ワクワクすること。です。僕は1年前に洞爺湖に引っ越してきました。やりがいのある仕事もやめ、新たな生活に移行…

過去ブログ9  4、他者に貢献する

4、他者に貢献する 國井家家訓としてブログで書いてきましたが、何よりも、不登校、ひきこもりの人々や、その親御さんにとってものすごく意味があることとして紹介していきます。そう思うからです。4番目は、他者に貢献する。です。アドラー心理学では、「幸…

過去ブログ8  3、みんなちがっておもしろい

3、みんなちがっておもしろい 國井家家訓の3つ目は、みんなちがっておもしろい。これは、金子みすゞの「みんなちがってみんないい」とほぼ同じですね。パクリですね。日本人は「長い物には巻かれろ」とか、「郷に入れば郷に従え」など、集団と個人が対立した…

過去ブログ7  2、恥をかくこと

2、恥をかくこと 昨日書いた、不登校や引きこもりなどの人とその親に対して伝えたいことであり、我が家の家訓でもあり、自分の目標でもある、5つの柱のふたつめは、「恥をかくこと」です。これは、日本の恥の文化に対抗していくことだと考えています。日本一…

過去ブログ6 くにいけ かくん

くにいけ かくん 不登校、ひきこもりの人たちの支援をしていく上で、支援の哲学というか、理念というか、目指していく目標というか、心がけること、というか、そういうものをここのところつきつめて考えてみました。1、失敗すること2、恥をかくこと3、集団よ…

過去ブログ5 不登校、ひきこもりはうつ病予防に良い

不登校、ひきこもりはうつ病予防に良い フェイスブックの友達申請を昨日片っ端からおこなったと書きましたが、申請する、というクリックを押すのに最も抵抗感があったのは・・・・・・・・・・妻です(笑)冗談はさておき(冗談でなくて本当なのですが。)今、…

過去ブログ4 かたっぱし

かたっぱし 今日、フェイスブックの友達かも、で出てくる人の中で、知り合いの人ほぼ全部に友達申請してみました。はじめ、すごく勇気が必要でしたが、コンプレックスを暴露した僕としては勢いづいていたため、この人は覚えてくれてないだろう、、、っていう…

過去ブログ3 死因 ~自分の感受性くらい~

死因 〜自分の感受性くらい〜 若者の死因の第1位ってご存知ですか?このブログの紹介文にも書きましたが、「自殺」なんです。これを知った時に、衝撃をうけたと同時に「やっぱり」という思いも出てきました。肌感覚としてわかる。不登校していた時のあの感覚…

2、劣等コンプレックス

劣等コンプレックス 昨日は不登校について書いたので、もうこの際、自分のコンプレックスだったことを書いてみよう。やけくそです。アドラー心理学では、「劣等感」を健全な成長への原動力と捉えるそうです。そして、劣等感と「劣等コンプレックス」を分けて…

過去ブログ1 過去歴 概要

過去歴 概要 僕は中学校2年生の2学期から、中学校卒業までの1年半、不登校をしていました。 不登校って学校に行ってないだけです。 なのになんであんなに追い詰められていたのか。 自己否定しまくっていたのか。 そんなにみんなと一緒であることが大事なのか…

「育休とは◯◯◯◯である」 2ヶ月の育休期間を振り返る

第3子が生まれてすぐに、4月の20日から、6月の20日までの2ヶ月間、育休をとっていました。福祉事業をしているNPO法人で2ヶ月の育休は本当にすごいと思います。法人の理事長や、上司に感謝です。では、2ヶ月の育休を振り返り、僕にとって育休ってなんだったの…

僕は今も不登校。 自分に、日々どんな言葉を投げかけているか。。。

1週間ブログを書けずにいました。何が原因かはわからないのですが、急激に動きが止まってしまい、メールもろくに返せなくなって、メールの返信を待っていた方、ご迷惑をおかけしました。こんな感じで、よく社会生活を送れているな、というか、みなさんが僕の…

近況 & 日本の自殺が多い理由を僕なりに考えてみた。

6月の記事、5つしかできてない。。。。でも、Blog以外では、いろいろとつながりも広がったり、ブログをすごく褒めてくれる人にたくさん出会えたりと、進んでいるかんじはあります。さて、とりあえず、ここのところ10日間くらいの近況ですが、・育休が終了・…

不登校時代の話をいろいろと母に聞いてみた

何日か振りのブログ更新です。昨日は横浜の上大岡にいました。日本グループホーム学会というところの運営委員をしていて、東京か横浜で会議があるため、月に一度成田に降り立ってます。おとといは、埼玉の実家に泊まってました。母と夜中3時くらいまで語って…

不登校のデメリット4点

僕はこのブログで不登校の良さを中心に書いてきましたが、やっぱり不登校してマイナスだったことも現にあって、それを見ないようにしていたらやっぱりよくないなと思いました。そのデメリットもひっくるめて不登校です。 ということで、不登校のデメリットで…

不登校がチャンス、という6つの理由

前回のブログで、不登校がチャンスになる理由を一つあげたけれども、他にも理由が思いつく限りあげてみよう。② 自分の弱さと向き合える これはいい。不登校なんて、自分に弱さを突きつけるようなものですからね。真の自分と向き合わざるを得ない。こんな厳し…

不登校とは・・・・・チャンスである

「不登校とは○○○○である。」 こんな問題が出たとしたら、みなさんはどんな答えを書き込むでしょうか? いろんな答えがあると思いますが、今の僕にとっては、「チャンス」という言葉が一番しっくりきます。 不登校なんて、人生の中ではマイナスの時間にしか…

やりたいことをやる。ことの厳しさ。

昨日のブログで、やりたいことをやることが最も責任ある行動だ、ということを書きました。それについて、また違った側面から今日は書いてみたいと思います。責任には、二つの側面があるそうです。結果責任と遂行責任です。両者とも読んで字の如しで、結果責…

最も責任ある行動は、「やりたいことをやることだ」

今回のブログの題名の、最も責任ある行動は、「やりたいことをやることだ」という言葉に僕がはじめて出会ったのは、ちょうど2年ほど前でした。これは、「ソース」という本に書かれていました。僕が洞爺湖に移り住むことを決心し、大好きだった仕事も辞め、新…