生きづらさをやさしさに変える くにい かつひろ

繊細すぎて苦しかったその生きづらさこそが、人を癒す力になったと感じてます。 くにいかつひろ

過去ブログ18 貢献感

昨日、食事中に面白いエピソードがあったので、紹介します。

下の娘がかなりやさぐれた状態になり、ひどく荒れ模様でした。かなりイライラしており、今にも何かを破壊しかねないような攻撃性を見せていました。
ごはんを海苔につけ、巻いて醤油につけて、という食べ方をしていたのですが、ものすごく雑な取り扱いになってきていました。
原因やきっかけは全くわかりません。上の娘に聞いても、妻に聞いても、全くわからない。本人にかるく聞いてみると、油を注ぐようなことになり、ひどくあれ始める。
さて、どうしたものか。

こういう時は、原因を突き止めることは無理なので、どう対処するか、という感じなんですが、この時は、前のブログで紹介した、他者貢献を使ってみました。

「おっ!すごい美味しそうな巻物作ってる。そういうの食べてみたいな。」と独り言のように言ってみたら、「これおっとーに作ってあげてたんだよ。」と言ってきました。明らかに嘘なのですが、まあ、そういうことにしとくか、ということで、食べさせてくれて、「んまい!」と言うと、途端に機嫌良くなりました。
4歳の娘ですが、お父さんを喜ばせた、という貢献感。これでここまで劇的に調子が良くなるものか、と驚いてしまいました。
僕のアプローチは、今書いてみてもなんか微妙ですが、この貢献感をキーポイントにすることは、とても大事だと思います。

これは万人に言える。
僕も昨日からものすごく精神的に調子が良くなかったのですが、今日の昼に復活できたのも、貢献感が満たされたからでした。
人になにかをしてもらえる、というのが幸せではなくて、人になにか幸せを提供できること、これこそが幸せですね。

不登校やひきこもりや、障害を抱えている人々や、こども。彼らがちゃんとなにかしら貢献する場がどこかにあるのか。

僕は3月21日から毎日ブログを書き始め、ツイッターフェイスブックにリンクを貼り始めました。

すると、フェイスブックがかなり動き出し、みんながイイねをしてくれるようになりました。

これは魅惑。

やってみて初めてわかりましたが、誰かを喜ばせることができた感がある。
貢献感があるのです。

そして、数字で出る。
これはちょっと危険な依存性をはらんでると感じました。
youtubeなどで、投稿動画の再生回数をあげることに躍起になるのもよくわかる。
ものすごく満たされる。

この気持ちよさと、依存性は気をつけなくてはいけませんが、とくに社会的な活動ができていなくて、家にいる状態でも、世界の人々に「他者貢献」する場は、ネット上に広がっていますね。

ここを使って貢献感を重ねることも可能かもしれません。

ちょっとそんな可能性も視野に入れてみようと思い立ったところで、トイレに行きたくなったので、ここで終了ということで。