子どもはお手伝いが好きなわけではない。『大人を喜ばせる』ことが好きなのである。
我が家の8歳と5歳の娘は、お手伝いが大好きです。
料理、洗濯、片付け。
なんでも大好きです。
その姿を見ていたので、
「子どもは本来的にはお手伝いが好きなのではないか」
と、感じていました。
でも、そう思いながら言葉にしてみると、やっぱり自分の中に違和感が出てくる。
お手伝い嫌いな子もいるよな、、、、と。
じゃあ、お手伝いの好きな子と、嫌いな子の違いはなんなのか、と考えたところ、おそらく、
「お手伝い」という行動が、
1、大人を喜ばせるもの
という経験をしているのか、
2、やらされるもの
と感じているのか、
この違いなのではないか、と思いました。
誰かのことを喜ばせることができる、という体験は、大人にとってもすごくすごく大切だと思ってます。
子どもにとっても同様だと思います。
だから、人間にとって、「誰かを喜ばせる」という体験は、非常に大事だろう、と思っています。
僕も忙しい時に、どうしても投げやりに子どもに手伝いを頼む時は、やっぱり、2の「やらされてる感」が出てしまって、なかなかやってくれません。
だから、少しでも手伝ってくれた時はできるだけ、僕の「喜び」を伝えようと思っています。
「褒める」では無いんです。
「褒める」だと、
「次に手伝いをさせるための布石だな、、、」と、大人の意図を感じてしまうし、
上から評価されてる感もあるし、
「親に都合よく動かされた」というような、操作された感を感じる子もいるかもしれません。
だから、親としては、手伝ってもらって「嬉しい」という喜びや、「ありがたい」という感謝を感じれるような自分で在りたい、と思っています。
親側がちゃんと、嬉しい、という気持ちを感じていないのに、義務感から子どもに感謝しなくてはいけない、と思って「ありがとうね」と伝えても、うまく伝わらない可能性が高いし、そのやり方は長く続きません。
だから、育児って、子どもに働きかける方法、ではなく、
『自分に働きかける』
ということがいかに大事なのか、ということを、最近実感してます。
子どもと一緒にいて、喜びを感じれる自分を作っておくこと。
これが、育児の究極の技ではないか、、、、、
と思っています。
少し話しが逸れました。
今回のまとめとしては、
子どもはお手伝いが好きなのではなくて、
大人を喜ばせることが好き!ということ。
なので、大人を喜ばせることを、どんどんやるようになります、ということです。
だから、子どものお手伝いを喜べる自分を作り、、、、、、たいけど、みんな忙しいですよね。。。。
だから、子どもにも当たるんだ。。。
それは当たり前だ。
でも、そう思うんです。
喜べる自分をつくりたいです。
今日はこの辺りで。