生きづらさをやさしさに変える くにい かつひろ

繊細すぎて苦しかったその生きづらさこそが、人を癒す力になったと感じてます。 くにいかつひろ

否定でもなく、肯定でもなく、受け容れるということ

今日から新学期を迎える人も多いと思います。

 

前回のブログで、18歳以下の自殺者数が、夏休み明けの9月1日に集中している、ということを書きました。

kuniikatsuhiro921.hatenablog.com

 

たくさんの方がリンクをシェアしてくださって、

239件のフェイスブックのリンクシェアをしてくださって、

ブログの記事は、800ビューを超えていました。

 

僕が今まで書いたブログの中で、最も多いビュー数でした。

 

不登校している子、学校が苦痛な子など、学校を取り巻く環境や集団、人間関係に苦しんでいる子どもたちが少しでも楽しく暮らしていけるように、

とにかくこの9月1日を乗り切ってもらいたい、と願っています。

 

自己肯定感、自己価値観、自己重要感、自尊感情、セルフイメージ、など、自分のことをどう感じるかということについて、様々な言葉があります。

 

僕は、その中でも、「自己受容が深まる」という言い方が、今のところしっくりきています。

「自己肯定感が高まる」や、「自尊心が高まる」というのも、良いのですが、やはり、高まったら、その後下がったりするイメージがあるし、悪い意味でのプライドが高まると捉えられなくもないし、ダメな自分を無理やり「肯定」する感も感じるなと思いました。

 

それよりも、「自己受容が深まる」がなんかいい。

 

どんどん高まっていく、というより、静かに深まっていくイメージ。

自分の弱さなども、見つめ、受け容れ、自分と統合されていくような感じ。

 

これが良いと今は感じてます。

 

自己受容を深めるのに、最も効果的なことは、自分のことを受け容れてくれる他者の近くに出来るだけ長くいる、ということだと思います。

そして、自分のダメな部分をその人たちの前で表現してみる。

言葉で伝えるでもいいし、文章でも絵でも良いと思う。

その上で、自分の存在を受け容れてもらえる経験を通して、

自己受容が少しずつ深まっていく、と思います。

 

もし、今、苦しんでいるとしたら、その苦しみを、身近な信頼できる人に、

「今、自分はこんな苦しみがあるんだ」と伝えてみてください。

 

誰もいなければ、僕にメールしてもらっても良いです。

921katsuhiro@gmail.com

 

今日という日を、子どもたち、なんとか乗り切ってください。

 

学校が苦しかったら、行かなくたっていいです。

行かない方がいい。

親や先生方も、学校に行かなくたって大丈夫、って思ってあげてください。

 

自分のことを否定するでもなく、肯定するでもなく、受け容れる。

 

自己受容を深めていきましょう。

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ちかくにあった紫陽花です。