生きづらさをやさしさに変える くにい かつひろ

繊細すぎて苦しかったその生きづらさこそが、人を癒す力になったと感じてます。 くにいかつひろ

「育休とは◯◯◯◯である」 2ヶ月の育休期間を振り返る

第3子が生まれてすぐに、4月の20日から、6月の20日までの2ヶ月間、育休をとっていました。

福祉事業をしているNPO法人で2ヶ月の育休は本当にすごいと思います。

法人の理事長や、上司に感謝です。


では、2ヶ月の育休を振り返り、僕にとって育休ってなんだったのか、ということについて書きます。

育休前と後、育休ビフォーアフター

僕の何が変わったか。

一番大きく変わったのは、、、、

体型。

なんと4kg痩せました。


よって結論。

「育休とは、ダイエットである」


この話を友人らに聞かせたらかなりの確率で爆笑。

「どんだけ嫁にこき使われたの(笑)」

ということらしい。

友人らのあいだでは、僕は嫁にこき使われるキャラとしてしっかり定着しているので、そう思われたようです。

妻の名誉のために弁解しますが、家事と育児のきりもりに追われて、朝食や昼飯を抜いて子どもらのおむかえに出かけたりしていた、ということが大きな理由なので、決してこき使われていたわけではありません。

いやー、ハードでした。


。。。。という結論は、ネタでして、(痩せたのは事実)ここからが育休総括の本題です。

僕の真の結論は、


「育休とは、家族の再構築である」

です。

出産というのはめでたいです。

ですが、実際は、家族にとっていくつもの危機が訪れているというのが、現実です。

① 赤ちゃん対応により、妻の肉体的、精神的労働がかなりハードになる。

② それに伴い、家事(掃除、洗濯など)が全く回らなくなる。

③ 上の子達は、かまってもらえなくなり、親の愛情を感じられなくなる

④ これらの状況があると、今まで顕在化していなかった家庭の問題があぶり出され、表面化してくる

これら4点の危機が訪れます。

これらの課題に対応して、出産3ヶ月目の仕事復帰後の生活をどのように送っていけばいいのかをあらかじめシュミレーションできたのが、育休期間でした。

まず、①ですが、これは3人目ということで、かなりこちらも余裕が生まれていたので、比較的大変ではありませんでした。夜泣き対応も、妻が頑張ってしてくれていて、それほど疲労しないで朝を迎えることができていました。

②は、僕が頑張ってやってみることで、どれだけ家事が大変かということを実感しました。これは、以前書いたブログhttp://kuniikatsuhiro921.hatenablog.com/entry/2015/05/21/005224
これにまとめましたので、参考まで。

とにかく数日だけであれば乗り切れるのですが。これが何年も延々と続くのか、という事実に途方に暮れました。
主婦のみなさんは偉大です。

夫のこの気づきは、妻にとっては最大の収穫でした。
妻ご満悦。


③は、想定していた課題でした。長女が2年生で7歳。次女が年中で4歳です。
妻のお腹の中に赤ちゃんがいる、という事実を2人の子どもたちに伝えた時、長女はすごく嬉しそうだったのと対照的に、次女は無言でブスッとしていました。直感的に、自分の地位が脅かされる危機だ、とわかったんだと思います。
案の定というか、予想以上に長女は問題ありませんでした。なんというか、2年生にもなると、育児のもはや「戦力」になります。
ちょっと泣いていたら、すぐに飛んで行ってあやしてくれて抱っこしてくれるので、泣き止むし、おしっこであればオムツ交換までしてくれるのです!
これは嬉しい誤算でした。
すると、親としては、本当にありがたいので、極めてナチュラルに「ありがとう」「たすかるわ〜」「さすがお姉ちゃん」という言葉を長女に投げかけられる。
なので、長女は他者貢献をばっちりできるので、かなり元気でいられました。(最近は頼りすぎてしまう可能性を感じていて、長女の負担が行き過ぎない様に気をつかう必要性が出てきていたりします。)

問題は次女です。

お姉ちゃんのように赤ちゃんをあやそうとしても危なっかしいので、「やめといて」という言葉をかけられる。
次女と話していても、赤ちゃんが泣くと、次女との話を切り上げて、赤ちゃんの様子を見に行く。
次女が僕ら親のことを呼んでも、赤ちゃんの用事を済ませてから、自分のところにくる。しかも赤ちゃんを抱っこして来る。

こうなってくると、次女も
「赤ちゃん来ないほうがよかった!」
「赤ちゃん蹴る!」
「大嫌い」
しまいには、

「早く死にたい!」

・・・・・ん?

よくよく聞いてみると、早く死んで赤ちゃんになればまたお母さんたちに可愛がってもらえるからだそうです。。。。
せつない健気発言。

しかし、次女のつらさはわかったものの、どのようにフォローをすればいいのか悩んでました。生活の中では、どうやったって赤ちゃん優先になるのです。なにかしらの手段がなくては、日々の生活だけでは、絶対にうまくいかないことがわかりました。

そこで、次女の幼稚園の先生に相談しました。
父として、個別面談を申し込みました。
(かなり異例な気がしました)

先生と僕の2人で1時間話したのですが、素晴らしいアイデアをいただきました。
それは、

「次女が要求してくる前に、こちらから可愛がる」

というテクニックです。

次女が「抱っこして」とか「こっち来て」と言ってくるときは、それはすでに本人に若干の不満があるときで、そのマイナスの感情をプラマイゼロくらいにする、というものなんです。そして、それは得てして赤ちゃん優先で叶えてもらえなかったりする。
このテクニックのすごいところは、この法則を完全に払拭できる点です。
これは効果があるかもしれないと思い、次女を見たら、先手必勝で、抱っこしてかわいがってしまう。くすぐったり、一緒にじゃれあってしまう。
顔を見るたびに「かわいいな〜!」と声をかけまくる。
など実践してみたところ、

絶大な効果がありました。

次女のやさぐれ感がかなり軽減され、それとともに、大きな声でいろいろと要求してくることも、かなり少なくなりました。

先生、本当にありがとう。。と思いました。

長女もですが、我が家の子どもを見てくれている先生があまりに素晴らしくて、お話しするのが本当に楽しく、ありがたいことです。

なんにしろ、③の危機は、幼稚園の先生の助言によりかなり軽減されました。

④は、、、、長くなるので、次回のブログにします。



それと、ブログ記事についてです。

これは「はてなブログ」というのを使って描いているのですが、はじめの1ヶ月半ほど、「ロリポタッチ」というブログサービスを使ってました。

ですが、そちらがサービス停止になるとのことで、今月中に、記事をはてなブログに移します。

かなりの分量なのですが、ひとつひとつやっていきます。

時間軸が前後してしまい、ちょっとわかりづらくなるかもですが、せっかくの記事を残したいので、やってみます。
面倒ですが。


それでは、長くなったので、このあたりで。

f:id:kuniikatsuhiro921:20150715011113j:image

蝦夷富士(えぞふじ)と呼ばれる羊蹄山

雲がかかって、雲の海に浮かんでいるようでしたが、写真で再現されず。